【11月15日 AFP】米俳優ブラッド・ピット(Brad Pitt)が率いる映画製作会社「プランB(Plan B)」が、チリの鉱山落盤事故の映画化権獲得に向け動き出したことが明らかになった。チリの日刊紙メルクリオ(El Mercurio)が報じた。

 作業員33人の代理を務める弁護士が同紙に明かしたところによれば、プランBは数百万ドルで映画化権を購入したいと申し入れてきた。複数の作業員が映画に出演する可能性もあるという。

 プランBはこれまで、『きみがぼくを見つけた日(The Time Traveler's Wife)』、『キック・アス(Kick-Ass)』、『食べて、祈って、恋をして(Eat, Pray, Love)』などを手がけている。

 2か月間以上にわたって地下に閉じ込められ10月13日に救出されたばかりの作業員たちは、彼らの奇跡的な話から発生する利益がすべての作業員に均等に分配されるよう、契約を結ぶ前に持ち株会社を設立したいと考えている。

 弁護士によれば、商業目的の取引やインタビューの申し出は1日平均10件ほどあるという。(c)AFP