【10月19日 AFP】ボスニア・ヘルツェゴビナ当局が米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)の初監督作品の撮影許可を取り消した問題で、同地の製作会社スカウトフィルム(Scout Film)は18日、改めて撮影許可が下りたことを明らかにした。

 映画は1992~95年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を舞台にしたラブストーリーだが、レイプされた女性と加害者のセルビア人男性による恋が描かれると報道されたことから、当局は撮影許可を取り消した。

 ジョリー側は誤解だとして見直しを求め、当局に脚本を提出していた。

 スカウトフィルムによれば、許可が下りたことから当初の予定通り、11月10日頃から2週間にわたってボスニアでの撮影が行われるという。(c)AFP

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