【7月2日 AFP】映画「スパイダーマン(Spider-Man)」シリーズの新しい主役に、あまり有名ではない英国人俳優アンドリュー・ガーフィールド(Andrew Garfield、26)が抜擢された。製作会社ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント(Sony Pictures Entertainment)が1日、発表した。

 ガーフィールドはこれまで、英国のインディーズ作品『BOY A』やテリー・ギリアム(Terry Gilliam)監督作『Dr.パルナサスの鏡(The Imaginarium of Doctor Parnassius)』などに出演。また、今年公開されるフェースブック(Facebook)創設者を描いた作品『The Social Network』には主役級で出演している。

「スパイダーマン」シリーズは2002年に1作目が公開され、これまでの3作の世界での総興行収入は25億ドル(約2200億円)。主人公ピーター・パーカー(Peter Parker)はトビー・マグワイア(Tobey Maguire)が演じてきた。

 しかし、4作目の準備の過程で3作でメガホンを取ったサム・ライミ(Sam Raimi)監督とソニー側が脚本内容で衝突している報道され、その騒動の中、マグワイアはシリーズから降板していた。

 4作目の監督はマーク・ウェブ(Marc Webb)が務める。(c)AFP

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