【1月26日 AFP】中国中部のある山が、大ヒット中の映画『アバター(Avatar)』にちなんで改名された。

 改名されたのは、湖南(Hunan)省張家界(Zhangjiajie)の山で、これまでは「南天一柱」などの名前で呼ばれていたが、張家界市当局が正式に「アバター・ハレルヤ山(Avatar Hallelujah Mountain)」に改名した。

 市のホームページに掲載された声明では、映画に登場する惑星パンドラ(Pandora)に浮かぶ山は、この山がインスピレーションとなっていると思われるという。

 地元のニュース番組「Xiaoxiang Morning News」は実際の山の写真と映画の中の山の画像を比べ、2008年12月にハリウッド(Hollywood)の写真家が4日間の日程でやってきて山の写真を撮り、それが映画に使用されたと報じた。

 この山がある武陵源(Wulingyuan)一帯は石の柱がそびえ立つ景観で知られ、1992年にユネスコ(UNESCO)の世界遺産に登録されている。(c)AFP

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