LAでの映画ロケが激減、景気後退などが背景
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【1月16日 AFP】2009年に米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)で行われた映画のロケーション撮影は前年比で約20%も激減した。統計をとり始めてから最大の減少幅だという。撮影許可関連の事務を行っているフィルムLA(Film LA)が15日明らかにした。
これによると、ロサンゼルス郡でのロケ撮影は減り続けており、その背景には景気後退、他地域での魅力的な税控除、俳優組合との契約上の紛争などがある。
ロサンゼルスとその周辺地区でのロケ撮影許可日数は、08年が延べ4万7117日だったのに対し、09年には同3万7979日まで落ち込んだ。特に長編映画での影響が顕著で、08年の7096日から09年には1993年以来最低の4976日に減少。これは10年前の半分以下だという。
ただ、カリフォルニア州が導入した新たな税控除制度により、09年下半期のロケ撮影日数は増加したという。(c)AFP
これによると、ロサンゼルス郡でのロケ撮影は減り続けており、その背景には景気後退、他地域での魅力的な税控除、俳優組合との契約上の紛争などがある。
ロサンゼルスとその周辺地区でのロケ撮影許可日数は、08年が延べ4万7117日だったのに対し、09年には同3万7979日まで落ち込んだ。特に長編映画での影響が顕著で、08年の7096日から09年には1993年以来最低の4976日に減少。これは10年前の半分以下だという。
ただ、カリフォルニア州が導入した新たな税控除制度により、09年下半期のロケ撮影日数は増加したという。(c)AFP