日本のホラー映画『グロテスク』DVD、英国で販売禁止
このニュースをシェア
【8月20日 AFP】全英映像等級審査機構(BBFC)は19日、日本のホラー映画『グロテスク(Grotesque)』について、極度の拷問を描いた同作品は容赦ない残酷さが特徴的でストーリー性はわずかだとして、DVDの販売を禁止すると発表した。
BBFCが2人の男女に対する性的暴行、辱め、極端な拷問に焦点を当てていると表現する同作品は、主人公が拘束された1組のカップルに対し、切断する、目をえぐる、去勢する、腹部を切るなどの深刻な傷を負わせていくというもの。「拷問は激しさを増し、血まみれの死に至る」(BBFC)という。
BBFCトップのデービッド・クーク(David Cooke)氏は、「『ソウ(Saw)』や『ホステル(Hostel)』シリーズなど近年の拷問をテーマとしたホラー映画と違い、『グロテスク』はストーリー性や登場人物の成長が乏しく、容赦なくエスカレートする辱め、暴力、サディズムを描いているにすぎない」と指摘した。
BBFCはシーンカットの助言をすることが多く、禁止措置を出すのはまれだという。(c)AFP
BBFCが2人の男女に対する性的暴行、辱め、極端な拷問に焦点を当てていると表現する同作品は、主人公が拘束された1組のカップルに対し、切断する、目をえぐる、去勢する、腹部を切るなどの深刻な傷を負わせていくというもの。「拷問は激しさを増し、血まみれの死に至る」(BBFC)という。
BBFCトップのデービッド・クーク(David Cooke)氏は、「『ソウ(Saw)』や『ホステル(Hostel)』シリーズなど近年の拷問をテーマとしたホラー映画と違い、『グロテスク』はストーリー性や登場人物の成長が乏しく、容赦なくエスカレートする辱め、暴力、サディズムを描いているにすぎない」と指摘した。
BBFCはシーンカットの助言をすることが多く、禁止措置を出すのはまれだという。(c)AFP