【7月23日 AFP】世界で大人気のオンラインゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト(World of WarcraftWoW)」シリーズを基に製作される映画で、「スパイダーマン(Spider-Man)」シリーズのサム・ライミ(Sam Raimi)監督がメガホンを取ることになった。米エンターテインメント情報紙バラエティ(Variety)などが22日、報じた。

 米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザード(Activision Blizzard)が手がける「WoW」は複数人が参加できるオンラインのロールプレイングゲームで、人間に加えモンスターやゾンビなどが登場するファンタジーの世界を舞台にストーリーが展開する。

 1994年に第1作目が発売され、現在の月間利用者は世界で1100万人。最も利用者の多い複数人参加型のオンラインゲームとしてギネス記録に認定されている。

  ライミ監督は、「スパイダーマン」シリーズのほかに『死霊のはらわた(The Evil Dead)』などのホラー映画も撮っており、『スパイダーマン4(Spider-Man 4)』を撮り終わってから、「WoW」の撮影に入るという。(c)AFP