【6月9日 AFP】週末の北米映画興行収入ランキングでピクサー(Pixar)のアニメ『カールじいさんの空飛ぶ家(Up)』が2週連続首位という中間成績から一転、米興行成績調査会社エグジビター・リレーションズ(Exhibitor Relations)が8日に発表した最終結果で、初登場の『The Hangover』が『カールじいさんの空飛ぶ家』をわずかに抜いて1位を獲得したことが分かった。

 低予算で制作された『The Hangover』は、ラスベガス(Las Vegas)を舞台にしたコメディーで、ザック・ガリフィアナキス(Zach Galifianakis)の演技が批評家に高く評価されている。ワーナー・ブラザーズ(Warner Brothers)が早くも続編を企画しているという報道もある。

 前週末の北米映画興行収入トップ10(最終結果)は以下の通り。

1位 『The Hangover』:4490万ドル(約44億円)
2位 『カールじいさんの空飛ぶ家』:4410万ドル(約43億円)
3位 『Land of the Lost』:1880万ドル(約18億5000万円)
4位 『ナイト・ミュージアム2(Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)』:1460万ドル(約14億4000万円)
5位 『スター・トレック(Star Trek)』:830万ドル(約8億2000万円)
6位 『ターミネーター4(Terminator: Salvation)』:820万ドル(約8億1000万円)
7位 『Drag Me to Hell』:700万ドル(約6億9000万円)
8位 『天使と悪魔(Angels and Demons)』:650万ドル(約6億4000万円)
9位 『My Life in Ruins』:320万ドル(約3億2000万円)
10位 『Dance Flick』:190万ドル(約1億9000万円)

(c)AFP