【5月24日 AFP】第62回カンヌ国際映画祭（Cannes Film Festival）のコンペ部門で最高賞のパルム・ドール（Palme d'Or）を狙っている英ケン・ローチ（Ken Loach）監督のサッカー映画『Looking for Eric（ルッキング・フォー・エリック）』がひと足先に、同賞の出品作品から選ばれる独立賞「全キリスト協会賞（エキュメリック賞、Ecumenical Jury Prize）」を受賞した。

　同作品は、人生と格闘し、荒れ放題のティーンエージャーの義理の息子2人に悩まされる主人公の郵便配達の男の前に、伝説的だが気むずかしいことで知られ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド（Manchester United）で引退したフランス人の元スター・サッカー選手、エリック・カントナ（Eric Cantona）の幻影が、心の導師のように現れるというストーリー。(c)AFP/Lehaz Ali