『天使と悪魔』、トム・ハンクスが来日会見 「5回はラングドンを演じたい」
このニュースをシェア
【5月7日 AFP】(一部更新)映画『ダ・ヴィンチ・コード(The Da Vinci Code)』の続編『天使と悪魔(Angels & Demons)』のプロモーションのため、主演俳優のトム・ハンクス(Tom Hanks)が7日、ロン・ハワード(Ron Howard)監督らと都内で来日会見を行い、原作者ダン・ブラウン(Dan Brown)氏による宗教と陰謀を絡めたスリラーの映画化でもっと役を演じたいと語った。
2006年に大ヒットした同原作者の前作に続き、今回も演じているハーバード大学の宗教象徴学者、ロバート・ラングドン(Robert Langdon)について、トム・ハンクスは「シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)のように、時間を超越したキャラクターだし、むちを持たない知的なインディ・ジョーンズ(Indiana Jones)みたいだ。5回は演じることができたらいいと思うね」と語った。
15日に世界同時公開される本作では、ハンクス演じるラングドン教授が、ある秘密結社によるローマ法王候補4人の暗殺と法王庁爆破を阻止しようとする。
前作『ダ・ヴィンチ・コード』の原作小説は、イエス・キリストがマグダラのマリア(Mary Magdalene)と結婚し、子孫を残したという説に基づいた着想で、カトリック教会の激しい非難を浴びた。今作も同様に批判を招きがちな内容であることから、制作には「ゲリラ的戦法」を使わざるをえなかったと、ハワード監督は言う。
「ローマ法王庁の協力はまったく得られない作品を撮っていることは分かっていた。『ダ・ヴィンチ・コード』の時も、バチカンの中や周囲の撮影をいくら打診してもすべて拒否されたからね。ゲリラ戦法といっても、違法なことはしていない。ただ、何かをしようとするたびに、いちいち許可をあおぐのは止めたんだ。だから撮影過程には、ストリート系インディーズ映画みたいなところがあった」(ハワード監督)(c)AFP
2006年に大ヒットした同原作者の前作に続き、今回も演じているハーバード大学の宗教象徴学者、ロバート・ラングドン(Robert Langdon)について、トム・ハンクスは「シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)のように、時間を超越したキャラクターだし、むちを持たない知的なインディ・ジョーンズ(Indiana Jones)みたいだ。5回は演じることができたらいいと思うね」と語った。
15日に世界同時公開される本作では、ハンクス演じるラングドン教授が、ある秘密結社によるローマ法王候補4人の暗殺と法王庁爆破を阻止しようとする。
前作『ダ・ヴィンチ・コード』の原作小説は、イエス・キリストがマグダラのマリア(Mary Magdalene)と結婚し、子孫を残したという説に基づいた着想で、カトリック教会の激しい非難を浴びた。今作も同様に批判を招きがちな内容であることから、制作には「ゲリラ的戦法」を使わざるをえなかったと、ハワード監督は言う。
「ローマ法王庁の協力はまったく得られない作品を撮っていることは分かっていた。『ダ・ヴィンチ・コード』の時も、バチカンの中や周囲の撮影をいくら打診してもすべて拒否されたからね。ゲリラ戦法といっても、違法なことはしていない。ただ、何かをしようとするたびに、いちいち許可をあおぐのは止めたんだ。だから撮影過程には、ストリート系インディーズ映画みたいなところがあった」(ハワード監督)(c)AFP