【5月4日 AFP】映画「X-MEN」シリーズ最新作『ウルヴァリン：X-MEN ZERO（X-Men Origins-Wolverine）』が、前週末の北米映画興行収入ランキングで初登場1位を獲得した。米興行成績調査会社エグジビター・リレーションズ（Exhibitor Relations）が3日に発表した中間成績で明らかになった。

　同作品が週末で記録した興行収入は8700万ドル（約86億円）。2003年の『X-MEN2（X-MEN2）』が、戦没者追悼記念日（メモリアル・デー、Memorial Day）にあたった3連休の週末に公開され、1億210万ドル（約101億円）の興行収入を記録しているが、エンターテインメント情報誌バラエティ（Variety）によれば、これに次ぐシリーズ第2位の成績だという。

　主演のヒュー・ジャックマン（Hugh Jackman）は昨年、米ピープル（People）誌の「最もセクシーな男性」に選ばれたが、『ウルヴァリン』の映像が公開1か月前にネット上に流出した際は、「傷ついた」と語っていた。

　前週末の北米映画興行収入トップ10は以下の通り。

1位　『ウルヴァリン：X-MEN ZERO』：8700万ドル（約86億円）
2位　『Ghosts of Girlfriends Past』：1530万ドル（約15億円）
3位　『Obsessed』：1220万ドル（約12億円）
4位　『セブンティーン・アゲイン（17 Again）』：630万ドル（約6億3000万円）
5位　『モンスターVSエイリアン（Monsters and Aliens）』：580万ドル（約5億8000万円）
6位　『路上のソリスト（The Soloist）』：560万ドル （約5億6000万円）
7位　『アース（Earth）』：418万ドル（約4億1550万円）
8位　『Fighting』：417万ドル（約4億1450万円）
9位　『Hannah Montana: The Movie』：410万ドル（約4億1000万円）
10位 『消されたヘッドライン（State of Play）』：370万ドル（約3億7000万円）

(c)AFP