【1月17日 AFP】2009年サンダンス映画祭(Sundance Film Festival)で、北朝鮮の収監制度と同国指導者、金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記への個人崇拝を題材にしたドキュメンタリー映画が上映される。

 N.C. Heikin監督のドキュメンタリー映画『Kimjongilia』(金正日花)は、地球上で最も隔絶された国である北朝鮮の秘密のベールを取り払うことをねらって製作された。映画の題名となった「金正日花」は、独裁指導者を称えるために交配された赤色のベゴニアの名前。

 Heikin監督は、映画制作のために北朝鮮の刑務所を生き抜いた十数人以上の人びとにインタビュー。ほかにも映画では、プロパガンダ映画の記録映像や、日々の生活を描いたオリジナルの映像が使われている。(c)AFP/James Nelson