【1月15日 AFP】「キング・オブ・クール(King of Cool)」と呼ばれたハリウッド(Hollywood)の名優スティーヴ・マックィーン(Steve McQueen)の伝記映画が制作されることになった。エンターテインメント情報紙バラエティ(Variety)が14日に報じた。

 この作品は、2008年に出版されたマーシャル・テリル(Marshall Terrill)の伝記本『Steve McQueen: Portrait of an American Rebel』が原作。プロデューサーのマイケル・セレンジー(Michael Cerenzie)とクリスティーン・フォーサイス・ピータース(Christine Forsyth-Peters)が映画化権を獲得したという。

 映画では、『傷だらけの栄光(Somebody Up There Likes Me)』(1956年)で映画デビューを果たしてからの俳優としてのキャリアが中心に描かれる。マックィーンはレーシングカー、バイク、ドラッグを愛し、3回結婚したが、テリルの伝記本では、彼のこうした私生活も描かれている。

代表作は『大脱走(The Great Escape)』、『ブリット(Bullitt)』、『シンシナティ・キッド(The Cincinatti Kid)』など。1980年に50歳で死亡した。(c)AFP