【12月19日 AFP】ストライキ決議の準備を進める米映画俳優組合(Screen Actors GuildSAG)に対し、ジョージ・クルーニー(George Clooney)ら有名スターが反対の声を上げているが、その動きがさらに大きくなっている。ロバート・レッドフォード(Robert Redford)、ラッセル・クロウ(Russell Crowe)、ジュリアン・ムーア(Julianne Moore)、ヒラリー・ダフ(Hilary Duff)らも、ストライキ回避を求める新たな書簡を組合執行部に送った。エンターテインメント情報紙バラエティ(Variety)が18日に報じた。
 
 労働協約の交渉相手である映画・テレビ制作会社の業界団体Alliance of Motion Picture and Television ProducersAMPTP)は、SAGの再編成と、3年以内の新たな契約締結を提示している。

 ストライキ反対派は書簡で、「不完全な契約で3年間を過ごすのはつらいかもしれないが、これが我々の進むべき道だと信じている。この契約は我々が望むものではないが、この不景気で新たな困難を生むべきではないとの公式声明をSAGから出すべきだ」と述べ、AMPTPが提示した条件を受け入れるよう訴えている。(c)AFP