第21回ヨーロッパ映画賞、伊マフィアを描いた『Gomorra』が5部門受賞
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【12月9日 AFP】第21回ヨーロッパ映画賞(European Film Awards)授賞式が6日、デンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)で開催され、イタリアのマフィアを描いた『Gomorra』が作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞の5冠を達成した。
この作品は、ロベルト・サヴィアーノ(Roberto Saviano)氏の著書『死都ゴモラ(Gomorra)』を、マッテオ・ガローネ(Matteo Garrone)監督が映画化したもので、ナポリ(Naples)に拠点を置くマフィア「カモーラ(Camorra)」の実態を描いている。
同賞を主催したヨーロッパ映画協会の理事長は、「『Gomorra』には舞台となった国を超えるオーラがある」とたたえた。同協会の会長で映画監督でもあるヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)は、「ヨーロッパ映画にはどこでも受け入れられる活力があるということを『Gomorra』が示した」と語った。
ガローネ監督は、「ナポリの人々とこの受賞を分かち合いたい。この危険な作品に参加してくれた全員に感謝したい」と語っている。
主演女優賞は、フィリップ・クローデル(Philippe Claudel)監督作『Il y a longtemps que je t'aime』に出演したクリスティン・スコット・トーマス(Kristin Scott Thomas)が受賞した。(c)AFP
この作品は、ロベルト・サヴィアーノ(Roberto Saviano)氏の著書『死都ゴモラ(Gomorra)』を、マッテオ・ガローネ(Matteo Garrone)監督が映画化したもので、ナポリ(Naples)に拠点を置くマフィア「カモーラ(Camorra)」の実態を描いている。
同賞を主催したヨーロッパ映画協会の理事長は、「『Gomorra』には舞台となった国を超えるオーラがある」とたたえた。同協会の会長で映画監督でもあるヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)は、「ヨーロッパ映画にはどこでも受け入れられる活力があるということを『Gomorra』が示した」と語った。
ガローネ監督は、「ナポリの人々とこの受賞を分かち合いたい。この危険な作品に参加してくれた全員に感謝したい」と語っている。
主演女優賞は、フィリップ・クローデル(Philippe Claudel)監督作『Il y a longtemps que je t'aime』に出演したクリスティン・スコット・トーマス(Kristin Scott Thomas)が受賞した。(c)AFP