【6月4日 AFP】（一部更新）全世界で大ヒット中の人気シリーズ最新作『インディ・ジョーンズ／クリスタル・スカルの王国（Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull）』で主演を務めるハリソン・フォード（Harrison Ford）と製作総指揮のジョージ・ルーカス（George Lucas）が4日、都内で来日会見を行った。

「私が今まで出演した中でも、これほど観客のために作られている作品はない。こんな風に観客を楽しませワクワクさせるスピリットを持つ映画はほかにはないんだ」と話すフォードは、「新しいおもちゃをたくさん手に入れて遊べるクリスマスの朝のような気分で興奮しながら撮影に臨んだ」と撮影開始時を振り返った。

　ルーカスも、「ハリソンがインディ・ジョーンズの衣装を着て、帽子を被って登場した瞬間、全員が魔法の世界へ連れて行かれた。なぜかは分からないが、『インディ・ジョーンズ』シリーズを撮影するときはいつもそうだ。『スター・ウォーズ（Star Wars）』シリーズでもこんなキャラクターはいないね」と楽しげに語った。

　同作品は、オープニング週末の興行収入で、全世界で3億1300万ドル（約329億円）を記録。フォードとルーカスによると、シリーズ続編を製作する可能性もあると言う。

　インディ・ジョーンズにどんなメッセージを送りたいか、と尋ねられたフォードはしばらく考えると、真剣な表情でこう語った。「こんなに賢く、貴重な、永遠の友人を持って、君は幸せな男だと言いたいよ」(c)AFP