【12月4日 AFP】俳優ラッセル・クロウ(Russell Crowe)がケヴィン・マクドナルド(Kevin Macdonald)監督の新作映画『State of Play』で、当初出演が予定されていたブラッド・ピット(Brad Pitt)の代役を務めることが分かった。エンターテインメント情報誌バラエティ(Variety)が3日、報じた。

 同誌は11月23日、ピットは脚本に関する意見の食い違いから、英国のテレビシリーズを映画化した同作品への出演を辞退したと伝えていた。ピットの辞退により映画が制作中止となれば、損害賠償訴訟となる可能性もあった。クロウの代役決定により、当初11月のクランクインが予定されていた同作品の撮影延期は回避された。

 クロウが演じることになった主人公は、議員の愛人が殺害された事件の真相を追うジャーナリスト。そのほかの出演者には、エドワード・ノートン(Edward Norton)、ヘレン・ミレン(Helen Mirren)、レイチェル・マクアダムス(Rachel McAdams)、ジェイソン・ベイトマン(Jason Bateman)、ロビン・ライト・ペン(Robin Wright Penn)が名を連ねている。(c)AFP