【11月9日 AFP】英国映画の促進機関UK Film Councilが2000人を対象に行った「日常生活で最も頻繁に使用される映画のセリフ」の調査結果が8日に発表された。
 
 1位に輝いたのは、『ターミネーター(The Terminator)』(1984年)でアーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)演じるターミネーターが言った名セリフ「I'll be back」。2位には、『風と共に去りぬ(Gone With The Wind)』(1939)で、レット・バトラー(Rhett Butler)がスカーレット( Scarlett O'Hara)に別れを告げる場面でのセリフ「Frankly, my dear, I don't give a damn」が選ばれた。

 人気テレビドラマ『スタートレック(Star Trek)』からは、どのエピソードでもそのまま語られることはなかったが、有名なキャッチフレーズとなっている「Beam me up, Scotty」が3位に入った。8位に入った「Do you feel lucky, punk?」は、『ダーティーハリー(Dirty Harry)』でクリント・イーストウッド(Clint Eastwood)演じる ハリー・キャラハン (Harry Callahan)が言ったとされているが、これも実際に登場したセリフとは少し違っている。

 上位10位以内に入ったセリフのほとんどは男性が好むものだった。10位以内に入らなかったが、男性が選んだセリフの大半は「007」、「スター・ウォーズ(Star Wars)」、「ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)」などのシリーズに登場するものだった。

 一方、女性が好んだセリフは、『ダーティ・ダンシング(Dirty Dancing)』、『プリティ・ウーマン(Pretty Woman)』、『風と共に去りぬ』などで使われたものだった。

 上位10位は以下の通り。

1.「I'll be back.」-『ターミネーター』
2.「Frankly, my dear, I don't give a damn」-『風と共に去りぬ』
3.「Beam me up, Scotty」-『スタートレック』
4.「May the force be with you」-『スター・ウォーズ』
5.「Life is like a box of chocolates」-『フォレスト・ガンプ/一期一会(Forrest Gump)』
6.「You talking to me?」-『タクシードライバー(Taxi Driver)』
7.「Show me the money」-『ザ・エージェント(Jerry Maguire)』
8.「Do you feel lucky, punk?」-『ダーティーハリー』
9.「Here's looking at you, kid」-『カサブランカ(Casablanca)』
10.「Nobody puts Baby in the corner」-『ダーティ・ダンシング』

(c)AFP