<senken h 131>インティメートウエア特集/ランジェリーモードのトレンドはパリ・コロネル ドリアン通りから/オーバドゥ
このニュースをシェア
【3月19日 senken h】フランスでは、「身に着けると女の格が上がる」とさえ言われる「オーバドゥ」。フランスの国民的ブランドとして知られると同時に、世界の女性に愛されている。その人気の源は、高いファッション性とフィッティングの良さ。そんなランジェリーのトレンドをリードするブランドの拠点であるパリ本社を訪ね、その卓越した創造性の秘密をひも解いた。
■大胆な配色とワイルドなモチーフ、13年春夏のテーマは「アフリカ」
明確なシーズンコンセプトを打ち出し、デザインはもちろんイメージビジュアルに至るまで、その統一された世界観を展開するオーバドゥ。13年春夏は「アフリカ」がテーマ。「EVASION TROPICALE」は、ジャングルリーフ柄をブルー・キュラソー(カリブ海に浮かぶキュラソー島に由来)で彩り、インポートらしい表情で魅せる。「HYPNOTIC CHAMANE」は蝶の羽根をレースのモチーフとし、「AVENTURE TRIBLE」はエリクトリックブルーのジャカードレースに組紐のストラップをあしらい、ともにミステリアスなムードを醸し出す。販売20周年を迎えた定番シリーズ「BAHIA」の新色は、花びらがふんわりと浮き出るような立体的な刺繍。すべてに、ブランドのポリシーである「Seduction」(誘惑)の要素が盛り込まれ、デザイン、素材、パターンすべてにおいて、ハイブランドとしてのプライドが貫かれている。
■コメント/ブランドディレクター クレール・マッソンさん
「オーバドゥのモノ作りは、コンセプト立案からサンプル制作、フィッティングチェックまで、すべてパレロワイヤル近くのコロネル ドリアン通りにある本社で行われています。コンセプト立案に入るのは、商品が販売される約1年半前から。フィッティングに多大な時間を費やすため、早い企画スタートが求められます」
■パリのブティックと同じコンセプトで展開
現在、パリの直営路面店8店舗のほか、ロンドン、マドリッド、フランクフルトなどヨーロッパ内にショップを拡大中。現地のマダムたちが優雅に買い物をする姿が見られるのはもちろん、「男性が女性に贈りたいランジェリー」の筆頭に挙げられるブランドだけあり、パレンタイン前は客の8割を男性が占めたという。インテリアデザインは全世界共通で、黒、白で統一、アクセントカラーに赤が使われている。特徴的なのは、什器に描かれている点描画のバラと、モノクロのイメージビジュアル。もちろん小田急新宿店をはじめとする日本のショップも同様で、2月22日には松屋銀座店も売り場面積を拡大し、リニューアルオープンした。(c)senken h / text:川原好恵
【関連情報】
栄進物産株式会社 公式サイト<外部サイト>
■大胆な配色とワイルドなモチーフ、13年春夏のテーマは「アフリカ」
明確なシーズンコンセプトを打ち出し、デザインはもちろんイメージビジュアルに至るまで、その統一された世界観を展開するオーバドゥ。13年春夏は「アフリカ」がテーマ。「EVASION TROPICALE」は、ジャングルリーフ柄をブルー・キュラソー(カリブ海に浮かぶキュラソー島に由来)で彩り、インポートらしい表情で魅せる。「HYPNOTIC CHAMANE」は蝶の羽根をレースのモチーフとし、「AVENTURE TRIBLE」はエリクトリックブルーのジャカードレースに組紐のストラップをあしらい、ともにミステリアスなムードを醸し出す。販売20周年を迎えた定番シリーズ「BAHIA」の新色は、花びらがふんわりと浮き出るような立体的な刺繍。すべてに、ブランドのポリシーである「Seduction」(誘惑)の要素が盛り込まれ、デザイン、素材、パターンすべてにおいて、ハイブランドとしてのプライドが貫かれている。
■コメント/ブランドディレクター クレール・マッソンさん
「オーバドゥのモノ作りは、コンセプト立案からサンプル制作、フィッティングチェックまで、すべてパレロワイヤル近くのコロネル ドリアン通りにある本社で行われています。コンセプト立案に入るのは、商品が販売される約1年半前から。フィッティングに多大な時間を費やすため、早い企画スタートが求められます」
■パリのブティックと同じコンセプトで展開
現在、パリの直営路面店8店舗のほか、ロンドン、マドリッド、フランクフルトなどヨーロッパ内にショップを拡大中。現地のマダムたちが優雅に買い物をする姿が見られるのはもちろん、「男性が女性に贈りたいランジェリー」の筆頭に挙げられるブランドだけあり、パレンタイン前は客の8割を男性が占めたという。インテリアデザインは全世界共通で、黒、白で統一、アクセントカラーに赤が使われている。特徴的なのは、什器に描かれている点描画のバラと、モノクロのイメージビジュアル。もちろん小田急新宿店をはじめとする日本のショップも同様で、2月22日には松屋銀座店も売り場面積を拡大し、リニューアルオープンした。(c)senken h / text:川原好恵
【関連情報】
栄進物産株式会社 公式サイト<外部サイト>