<senken h 130>クリエーターの美意識ですべてを繋げる、すてきな心と暮らしのメッセージ/ライフスタイル・ジャーナリスト 大栗芙実子さん
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【2月14日 senken h】コンポーザー・ピアニストとして活躍してきた大栗芙実子さんが今、ライフスタイル・ジャーナリストという新しい仕事で注目を集めている。クリエーターとして磨いてきた美意識や創造力、出会いから生まれる美しく豊かな暮らしのための情報を、多彩なメディアで発信中。音楽家からレストランプロデュース、トークショーに執筆活動、アートワークまで多岐にわたる分野で多くの女性に共感を広げる。
そんなライフスタイル・ジャーナリストの仕事とは? 彼女が伝えるすてきなライフスタイルとは?――ジャンルにとらわれない自由で美しい生き方を模索する女性クリエーターの等身大の姿に迫るインタビュー。
■暮らし方をトータルに演出
――ライフワークとするライフスタイル・ジャーナリストとはどんな活動ですか?
元々作曲家、ピアニストとして活動していました。すばらしい作品を生み出すには常にいろいろな物事や世界に触れ、自分の内面・感性を磨かないといけません。そんな暮らしの中で、「美意識とかすてきなものを感じることは、音楽以外にも繋がる普遍的な感覚では」と強く思うようになっていきました。そんな時に師匠でもある作編曲家・音楽プロデューサーの渡辺俊幸さんと雑誌で対談し、「クリエーターの美意識は色んなものに共通する価値」という話を聞いたのが大きかった。自分の目で見て聞いて感じ、美しかったり、すてきだと思えるものを体にインプットしてきたと思っています。同じように、いろいろなものに触れ、選び、すてきなライフスタイルを作り出すこと、より良い情報をセレクトして伝え、新しい価値の提案をすることにもその感性を生かせると思ったのです。クリエーターがマルチに活躍する今の時代、そんな風にして生き方、暮らし方をトータルに演出することが一つの仕事の形になるのではないかと。それから対談や執筆、講演などさまざまな現場で言葉や形として伝え、ライフスタイル・ジャーナリストという仕事が自然と確立されていきました。
――ライフスタイル・ジャーナリストとして大栗さんが伝えたいことは?
人ってどうしても何か一つのことにのめり込みがちですよね。モノを作る人、売る人、伝える人、受け取る人。でも今の時代はそれを繋げてひとつのストーリーを作ることが大事。そのストーリーを作る上で軸になるのが、自分に合っていて心地良いもの、それをセレクトする自分の価値観とか直感力だと思います。 例えば、オーガニックだからすべてが自分に良いとは限らない。自分に本当に合うもの、心地良くて愛着が持てるモノを選び、長く大切に使うことが結果一番のエコだったりします。食事でも、良い食材を吸収するには自分の体調に今必要なものを選ぶことが大切。コスメも自分に本当に合うものでこそ、最大の魅力を発揮する。こういう個々の感性や価値観、生活の質といった土台を上質にしてもらうことが結果として美しく豊かな暮らしに繋がる。そんなことを私なりの経験と感性を通して言葉や形にしてきました。
■デジタル時代こそリアルの心地良さを
――実際に「翌日に残らない食事」をコンセプトにした「リストランテ・オオクリ」のプロデュースもしていますね。
食と音楽は、癒しや心地良さなどの追求というところが共通していて、現場でもっと深く学びたいとオーガニック・レストランでシェフをしていたこともあったんです。そんな経験と感性を生かして作ったのがリストランテ・オオクリです。日本は四季に恵まれ、それぞれに旬があります。旬のものを楽しみ、素材を生かしながらお客様に合わせてアレンジすることがもっとも心と体に響く良い食事だと思うんです。その思いを形にしたくて、オーダーメードですべてをアレンジする1日1組限定のレストランを作りました。
――昨年末には久々の新しいCDも完成しましたね。
ライフスタイル・ジャーナリストの経験を音楽にもフィードバックしたいと思って、ライフスタイル+「人生の旅(ジャーニー)」と、ジャーナリズムを組み合わせて「LIFE JOURNRY」(造語)というタイトルにしました。CDジャケットやプロモーション映像まですべてをプロデュースして、上質で心地良い時間をさまざまなシーンで楽しんでもらえるように表現しました。ライフスタイル・ジャーナリストの仕事があったからこそ、こんな風にマルチにできたと思います。
デジタルの時代だからこそ、生の体験ってすごく説得力がある。音楽もシンセサイザーの進化でデジタル音源が主流ですが、あえてもう一度、生音の力を伝えてみたいなと思って、このCDはすべての音が生演奏です。それが今の私の心地良さ、美意識。
今年はそんな感覚をもっと伝えたい。トークライブや講演なども精力的にやりたいですね。食と同じように商品・サービスの企画・開発や企業とのコラボレーションも形にしていきたい。あらゆることに興味を持って、どんな出会いからも誰からも学ぶことがある、そんなスタンスで生きていくことがエージレスで美しいライフスタイルの基本だと思っているので、今年はこれまで以上に上質な時間そして美しさを表現していきたいと思っています。
-プロフィール-
大栗芙実子/Fumiko OKURI
3歳よりピアノを始める。音楽大学を卒業後、コンポーザー・ピアニストとして全国ツアーや映像・舞台などへ楽曲提供。BIO(ビオ)を通じた自身の体質改善の体験により食の世界にも入る。東京を一望できる会員制レストラン「RISTORANTE OKURI」のプロデュースでは著名人の顧客が口コミで広がり、さまざまなメディアで注目を集める。現在は音楽、食、美容やファッション、生き方などトータルな美を追求するライフスタイル・ジャーナリストとして、各分野を繋ぐ役割を担う。
(c)senken h
【関連情報】
大栗芙実子 公式サイト<外部サイト>
リストランテ・オオクリ 公式サイト<外部サイト>
そんなライフスタイル・ジャーナリストの仕事とは? 彼女が伝えるすてきなライフスタイルとは?――ジャンルにとらわれない自由で美しい生き方を模索する女性クリエーターの等身大の姿に迫るインタビュー。
■暮らし方をトータルに演出
――ライフワークとするライフスタイル・ジャーナリストとはどんな活動ですか?
元々作曲家、ピアニストとして活動していました。すばらしい作品を生み出すには常にいろいろな物事や世界に触れ、自分の内面・感性を磨かないといけません。そんな暮らしの中で、「美意識とかすてきなものを感じることは、音楽以外にも繋がる普遍的な感覚では」と強く思うようになっていきました。そんな時に師匠でもある作編曲家・音楽プロデューサーの渡辺俊幸さんと雑誌で対談し、「クリエーターの美意識は色んなものに共通する価値」という話を聞いたのが大きかった。自分の目で見て聞いて感じ、美しかったり、すてきだと思えるものを体にインプットしてきたと思っています。同じように、いろいろなものに触れ、選び、すてきなライフスタイルを作り出すこと、より良い情報をセレクトして伝え、新しい価値の提案をすることにもその感性を生かせると思ったのです。クリエーターがマルチに活躍する今の時代、そんな風にして生き方、暮らし方をトータルに演出することが一つの仕事の形になるのではないかと。それから対談や執筆、講演などさまざまな現場で言葉や形として伝え、ライフスタイル・ジャーナリストという仕事が自然と確立されていきました。
――ライフスタイル・ジャーナリストとして大栗さんが伝えたいことは?
人ってどうしても何か一つのことにのめり込みがちですよね。モノを作る人、売る人、伝える人、受け取る人。でも今の時代はそれを繋げてひとつのストーリーを作ることが大事。そのストーリーを作る上で軸になるのが、自分に合っていて心地良いもの、それをセレクトする自分の価値観とか直感力だと思います。 例えば、オーガニックだからすべてが自分に良いとは限らない。自分に本当に合うもの、心地良くて愛着が持てるモノを選び、長く大切に使うことが結果一番のエコだったりします。食事でも、良い食材を吸収するには自分の体調に今必要なものを選ぶことが大切。コスメも自分に本当に合うものでこそ、最大の魅力を発揮する。こういう個々の感性や価値観、生活の質といった土台を上質にしてもらうことが結果として美しく豊かな暮らしに繋がる。そんなことを私なりの経験と感性を通して言葉や形にしてきました。
■デジタル時代こそリアルの心地良さを
――実際に「翌日に残らない食事」をコンセプトにした「リストランテ・オオクリ」のプロデュースもしていますね。
食と音楽は、癒しや心地良さなどの追求というところが共通していて、現場でもっと深く学びたいとオーガニック・レストランでシェフをしていたこともあったんです。そんな経験と感性を生かして作ったのがリストランテ・オオクリです。日本は四季に恵まれ、それぞれに旬があります。旬のものを楽しみ、素材を生かしながらお客様に合わせてアレンジすることがもっとも心と体に響く良い食事だと思うんです。その思いを形にしたくて、オーダーメードですべてをアレンジする1日1組限定のレストランを作りました。
――昨年末には久々の新しいCDも完成しましたね。
ライフスタイル・ジャーナリストの経験を音楽にもフィードバックしたいと思って、ライフスタイル+「人生の旅(ジャーニー)」と、ジャーナリズムを組み合わせて「LIFE JOURNRY」(造語)というタイトルにしました。CDジャケットやプロモーション映像まですべてをプロデュースして、上質で心地良い時間をさまざまなシーンで楽しんでもらえるように表現しました。ライフスタイル・ジャーナリストの仕事があったからこそ、こんな風にマルチにできたと思います。
デジタルの時代だからこそ、生の体験ってすごく説得力がある。音楽もシンセサイザーの進化でデジタル音源が主流ですが、あえてもう一度、生音の力を伝えてみたいなと思って、このCDはすべての音が生演奏です。それが今の私の心地良さ、美意識。
今年はそんな感覚をもっと伝えたい。トークライブや講演なども精力的にやりたいですね。食と同じように商品・サービスの企画・開発や企業とのコラボレーションも形にしていきたい。あらゆることに興味を持って、どんな出会いからも誰からも学ぶことがある、そんなスタンスで生きていくことがエージレスで美しいライフスタイルの基本だと思っているので、今年はこれまで以上に上質な時間そして美しさを表現していきたいと思っています。
-プロフィール-
大栗芙実子/Fumiko OKURI
3歳よりピアノを始める。音楽大学を卒業後、コンポーザー・ピアニストとして全国ツアーや映像・舞台などへ楽曲提供。BIO(ビオ)を通じた自身の体質改善の体験により食の世界にも入る。東京を一望できる会員制レストラン「RISTORANTE OKURI」のプロデュースでは著名人の顧客が口コミで広がり、さまざまなメディアで注目を集める。現在は音楽、食、美容やファッション、生き方などトータルな美を追求するライフスタイル・ジャーナリストとして、各分野を繋ぐ役割を担う。
(c)senken h
【関連情報】
大栗芙実子 公式サイト<外部サイト>
リストランテ・オオクリ 公式サイト<外部サイト>