【7月2日 senken h】東京スカイツリーが出来てから周辺の風景や街の様子は大きく変わった。新たなカルチャーが生まれつつある下町エリアの魅力に触れるなら、川巡りがおすすめ。隅田川や荒川などの大きな河川はもちろん、日本橋や深川あたりの小さな川を巡りながら、江戸情緒が薫る街に身を委ねてみては。

■ 新たな魅力を生み出す東京観光定番エリア/浅草エリア(浅草発着場で下船)
 ●布文化と浮世絵の美術館、ライブスペースも/アミューズ ミュージアム
 日本のエンターテイメントをリードしてきたアミューズが09年にオープンした和アートの複合施設。伝統のテキスタイルやグラフィックの魅力を斬新な切り口で紹介。ライブスペースでは和楽器演奏などのイベントも充実。

 ●老舗の暖簾分けの絶品たい焼き/浅草 浪花家
 麻布十番の老舗、浪花家総本店の味を浅草でも味わうことが出来る。こだわりのあんこは北海道十勝産の小豆を8時間じっくり炊き、手で練り上げている。種類の豊富なカキ氷もおすすめ。

 ●全国の職人による手作りがま口の専門店/リッカ
 色も素材も豊富ながま口が店内所狭しと並ぶこちらは、がま口だけを扱う専門店。現代的なテキスタイルと組み合わせて作られたがま口は洋服のコーディネートにも似合う。がま口の新しい可能性が広がる楽しい空間。

■伝統の技と新しさが出合うモノ作りの街/蔵前エリア(両国発着場で下船)
 ●食とアートを創造する複合施設/ミラー
 東京のカルチャーの新たな発信拠点となるべく昨年オープンした複合型商業施設。カフェ「Cielo y Rio」をはじめ、ギャラリーや卓球&サロンバー、各種イベントに対応可能なスタジオがオープン。

 ●自分好みのノートのオーダーも/カキモリ
 常時60種類以上の表紙と30種類以上の中紙を取り揃え、リングの色や留め具をセレクトして自分好みのリングノートをその場で仕立てることができる。上質で機能的な万年筆やペンもバリエーション豊か。

 ●男女問わず長く使えるデザインが魅力/レン
 古くからある袋をモチーフに、使う人の手になじむ、主張しすぎないシンプルなデザインと機能性を追求。オリジナルレザーの柔らかな風合いを生かし、こだわりのあるレザーバッグを展開している。(c)senken h / text : 大石真規子(CREAM INC.)