【6月13日 senken h】2012年春、ユニークなコンセプトやデザインで注目の新ショップ・ブランドたちが目白押し。人気セレクトショップやブランドが放つ新レーベルに日本初上陸のインポート、期待の新進ブランドなど個性的な顔ぶれが出揃った。そんな話題の新顔を紹介する。

■東京に生きる2人が仕掛けるカッコいいスーベニアショップ／ウィズム（WISM）
　4月27日に原宿・キャットストリートにプレオープンし、早くも多方面から注目を集めているのがベイクルーズの新業態だ。市之瀬智博氏と野田晋作氏がスタートしたこのセレクトショップは、バイヤーではなくプレスの視点を反映。高いから良いのではなく、面白いから良い。価格帯にもこだわって、リアルに取り入れられるおしゃれなライフスタイル提案を貫いている。

　「World Interest Souvenir Market」を略した店名の通り、店内に並ぶのは2人が世界中を飛び回って集めた面白いモノたち。ファッションだけに収まることなく、ガーデニング用品やグリーン、キッチンツール、ステーショナリーやコスメと、東京に生きる2人ならではの感性で自由にセレクトされた品々は、大人の男性がグッとくるアイテムぞろい。アンティークのホテルキーやミニチュアカー、「カバリーニ」のノートにショットグラスのキャンドル。世界の都市をモチーフにした「クルーズ ロリンザ（Cruise LORINZA）」のキャンバストートやオールブラックの「ジーショック（G-SHOCK）」など別注品も多い。1階のコーヒーカウンターでは丸山珈琲のスペシャリティーコーヒーも提供と遊び心満載だ。

　良いものだけを集めているからこそ現在の品揃えは6割程度。本格オープンの8月末にはさらなるパワーに満ちているはずだ。

＜インフォメーション＞
東京都渋谷区神宮前5の17の20　
TEL 03・6418・5034
営　11：30～20：00
(c)senken h / text : 加藤陽美

【関連情報】
◆特集：senken h 124
◆ウィズム 公式サイト ＜外部サイト＞