【7月5日 buyMeDesign】新しい大陸、新しい文化、新しい習慣、そしてさまざまな国の食の作法。旅行の前には、東アジアの基本的な食事作法を抑えておくことをお忘れ無く!アジアの習慣やキッチン用品を通して、現地の雰囲気をお届けしよう。

■レッスン1:箸使いをマスター

 アジアではテーブルにどんな料理が出されようと、高い確率で箸を使って食べることになる。ほとんどの場合スープなどに使う蓮華も一緒に用意されるが、まず箸を使えないとそれもあまり役に立たない。香港では、市場を歩けば、箸に装着して“補助器”の役割を果たしてくれる初心者に嬉しいアイテムも見つけることができる。逆にもし箸さばきに自信があるなら、チタニウム製の箸がおすすめだ。軽くてデザインも優れており、使いこなせれば初心者から羨望の眼差しで見られるだろう。

■レッスン2:お茶の飲み方

 ほとんどのアジア諸国で、最も親しまれている飲みものがお茶。レストランでは水よりも熱いお茶を出されることが多く、時には食べる前に自分の箸や茶碗をお茶でさっとすすぐことを薦められることもある。また、食事中に自分のカップが一度も空にならないことに気付くだろうが、それはウェイターが常にテーブルの周りを行き来しているからだ。もし、もうお代わりがいらない場合はウェイターが近づいて来たときにカップの上に手を被せるとよい(ただし、あまり礼儀正しいことでは無いということを忠告しておく)。

■レッスン3:お弁当を用意してその場でランチ

 “弁当”は日本の言葉だが、多くの国で同じような習慣がある。フィリピンのバオン、韓国のトシラク、台湾のベンタン、インドのティフィンなど。弁当箱の用途は、職場や学校、屋外に少量のテイクアウト、または家庭料理を持って行くことで、利便性を重視した発想だ。弁当箱は非常に便利でおしゃれなものも揃っている。

■レッスン4:家での集まりに備えて、食卓を飾る

 アジアに住んで気付いた食卓の良いところは、物を共有するという意識だ。たとえば中国の文化では、大勢で食事をする際にたくさんの食器を共有する。これが理由で、アジアでは鍋を囲むことを好み、シックで伝統的なレストランで回転テーブルが取り入れられている。もし家でも同じことをしたいのなら、テーブルの装飾にこだわることをおすすめする。アジアでよく見かける竹を思い起こさせるデザインのコップは、重ねておしゃれかつコンパクトに収納が可能。また回転テーブルが手に入らないならば、大小どんな食器にも対応する「QUAD trived」がおすすめだ。

■レッスン5:地酒を楽しむ

 もちろん節度が必要だが、訪れる国々で地元の酒を味わう事も旅の醍醐味のひとつ。お馴染みの日本酒から、気味の悪い(人によっては飲むと男らしいという)中国の蛇酒まで、是非試してみてほしい。酒を飲むことはその文化への興味を表し、繋がりを作るいい方法である。デザインスタジオのNendoが中田英寿(Nakata Hidetoshi)のためにデザインした酒瓶は、エレガントでミニマルなデザインかつ両脇にあるくぼみでグリップ感もばっちり。高品質の酒を光から守ってくれる。

■ボーナスレッスン:好奇心を持って、ご飯を楽しんで!

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