【1月30日 MODE PRESS WATCH】コクヨグループのコクヨファニチャー株式会社は1月30日、デザインオフィスnendoとコラボレーションし、新オフィス家具ブランド「ofon(オフォン)」を発表した。

■コンセプトは「ON」と「OFF」の切り替え

 「働き方自体をデザインする」というコンセプトをもとに、これまでオフィス家具をデザインしてきたコクヨファニチャーが、今回ターゲットにしたのは、市場の94%を占める小規模オフィス。今回発表された「ofon(オフォン)」は“小さい空間での仕事をとことん楽しむ”というコンセプトからデザインされたコンパクトオフィス向けの家具ブランドだ。 

 ブランド名の「ofon」とは仕事に集中する「ON」の時間と息抜きをする「OFF」の時間を行き来しながら楽しく働いている方へ、という意味を込めた「OFF」と「ON」を足した造語。手軽に「ON」と「OFF」の切り替えを行うために、拡張性の高いデザインが採用されている。アイテム同士を結ぶジョイントはコインで簡単に組み換えできる仕組みになっており、仕事のスタイルに合わせて簡単にオフィスのレイアウトを変えることができる。ほかにも、本棚を机の足としても利用できるような多機能性も備えている。

 nendoの代表を務める佐藤オオキ氏は記者会見で、「私たち自身も小規模オフィスを転々としてきましたが、その10年でコンパクトオフィス向けの良い家具がないと感じていました。今回はコクヨさんとお互いにアイデアを出し合い、良いところを取り入れた理想的なコラボレーションです。大変満足しています」とコメントした。

 価格はボックス収納が8,800円~、デスクが14,900円~、ワークチェアが14,700円~。(c)MODE PRESS

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「ofon」公式サイト<外部サイト>