【7月30日 MODE PRESS】ラッパーのジェイ・Z(Jay-Z)が米ニューヨーク(New York)の百貨店バーニーズ・ニューヨーク(Barneys New York)と、コラボレーションに関する“内密の交渉”をしていると一部メディアで報じられた。

 これまで「バーニーズ・ニューヨーク」は、広告キャンペーンでレディー・ガガ(Lady Gaga)やミニーマウス(Minnie Mouse)などとコラボレーションした経験を持つことから、次回のホリデーキャンペーンに登場するのではないかと伝えられている。

 自身が設立した音楽事務所「ロック・ネイション(Roc Nation)」は昨今、プロのスポーツ選手を支援する部署を立ち上げたほか、最新アルバム「Magna Carta Holy Grail」ではサムスン電子(Samsung Electronics)と提携するなど、音楽事業以外の活動を展開している。  ジェイ・Zは過去に、お気に入りのデザイナー、トム・フォード(Tom Ford)の名前を歌詞に入れた曲を2度ほど発表しており、ファッションへの想いを語ってきた。ジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)とコラボレーションした曲「スーツ&タイ(Suit & Tie)」では「理由はなくてもトム・フォードのタキシードでキメる」と歌詞にあるほか、最新アルバムでは一曲まるごとトム・フォードに捧げた歌が収録されている。

 トム・フォードはこれについて、「もう何年も彼のファッションを手がけています。僕のデザインした服で彼がかっこよく見えることは認めざるをえませんね。彼は僕のブランドにとって最大の顧客の一人ですよ。新曲については少し前に知らせてくれました」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS