【7月29日 MODE PRESS WATCH】2003年、ディレクターのhashiuraによって北青山に1920年代以降のクラシックメゾンの1点物ばかりを取り扱うサロンとしてオープンした「ライラ ヴィンテージ(LAILA VINTAGE)」が27日、表参道に「ライラ・トキオ(LAILA TOKIO)」をオープンした。

 今回オープンしたショップでは、伝統的なファッションの解釈に、現代のパリやニューヨークテイストの美意識を注入した新しいクチュールを提案する。「new couture」をテーマに国内外から買い付けたアイテムに加え、オリジナルブランドも展開する。また同店で空間デザインを手掛けたのは、国内外で高い評価を受けるデザイナーの木村浩一郎(Koichiro Kimura)。コンセプトに掲げた「life-生、light-光、love-愛」によるtrinity-三位一体を元に、神が昇天する神聖な場をイメージした。8000個のピラミッドで内部を覆い、光床により空間を蛍光させた空間は、伝統を重んじながらも、独自のスタイルを落とし込んだ、まさに木村氏らしいエキセントリックさとエレガンスの絶妙なバランスが表現されている。

店舗概要:LAILA TOKIO
東京都渋谷区渋谷1-5-11 2階
TEL:03-6427-6325
www.laila-tokio.com
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