【7月25日 MODE PRESS】キャメロン・ディアス(Cameron Diaz)が靴やアクセサリーなどを展開するブランド「プール・ラ・ビクトワール(Pour La Victoire)」のアーティスティック・ディレクターに就任することが明らかになった。

 キャメロンは「ブランドの広告塔になるつもりはありません。私がやるのはそういうこととは全く別の仕事です。実際にビジネスを動かしたり、広告キャンペーンを手がけることに興味を持ちました。なによりも私はファッションを心から愛しています。それにハリウッドでは、私たちが着ている服が多くの人に注目され影響を与えるということは日常茶飯事の出来事ですからね」と語った。

 過去にはデザイナーに転身して手痛く失敗したセレブも数多くいるが、キャメロンは、ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)やオルセン姉妹(Mary-Kate and Ashley Olsen)のような成功をおさめることを夢見ている。「誰かの仕事についてとやかく言うつもりはありません。ただ私は自分がどういうふうに働くべきかわかっていますし、自分にとって重要なタイミングというのも理解しています。私は自己ベストを尽くし、結果がついてくるよう祈るだけです。誰でも成功するときもあれば失敗するときもあります」

 キャメロンはこれまでファッション界でのキャリアはなく、これから学ぶことがたくさんあると認めた一方で、自分のシューズラインを持つことにとてもワクワクしているという。「機能性も兼ね備えたおしゃれなシューズをデザインしたいですね」とキャメロンは語る。「私は一日10時間ヒールを履いていますから、靴の快適さがどれだけ重要なのはよくわかっています。すごくおしゃれな靴でも、足が痛くてとても履けない靴があることもね。若いときはそういう靴との闘いでした。そういった経験を踏まえて、これから私が手がけるシューズラインでは履き心地の良いものをデザインしたいと考えています」

 キャメロンが手がける最初のコレクションが店頭に並ぶのは来春予定だが、プレローンチとして今秋、キャメロンが厳選したアイテムをオンラインやソーシャルメディアなどで展開する「キャメロンズ ピックス(Cameron's Picks)」キャンペーンを実施する。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS