【6月24日 MODE PRESS WATCH】スペインを代表するラグジュアリーブランド「ロエベ(LOEWE)」と世界で活躍する日本人デザイナーの渡辺淳弥(Junya Watanabe)がコラボレーションした。スペインレザーとジャパニーズデニムが融合した限定コレクション「LOEWE and JUNYA WATANABE COMME des GARçONS」は8月から発売される。

 2013年は、スペインと日本の交流がはじまって400周年であり、ロエベが日本にブティックをオープンして40周年というダブルアニバーサリーの年。「今だからこそ特別なプロジェクトに取り組みたい」というクリエイティブ ディレクター、スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)の思いから始まった同プロジェクトは、スチュアートがかねてから好きだったデザイナーで、ロエベをどんな切り口で見せてくれるか興味があった」という渡辺氏をコラボレーターに招いた。

 完成したコレクションは、ロエベが誇る滑らかなナパレザーと渡辺氏が得意とするデニムをミックスしたデザインが特徴。タータンチェックやポルカドット、パッチワークなども随所に取り入れられており、スチュアートは「ロエベに対する一般的な見方を揺さぶるものができた」と語っている。

 アイテムはウェアやバッグ、ポーチなどアクセサリーに至るまで多彩なラインアップが揃う。ウェアはメンズにはブラックデニム、ウィメンズにはブルーデニムが用いられている。価格はスカートが9万1350円、メンズのジャケットが15万150円など。バッグ類はロエベの代名詞である「アマソナ」が2タイプ・4サイズで21万4200円から、ポーチ類は2万3100円から揃う。

 「LOEWE and JUNYA WATANABE COMME des GARçONS」は、8月からドーバーストリートマーケットやロエベの限定店舗など全世界40か所で発売される。(c)MODE PRESS