【6月18日 MODE PRESS】デザイナーのロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)がビヨンセ(Beyonce)のワールドツアー「ミセス・カーター・ショー(Mrs. Carter Show)」用にドレスをデザインした。しかし、そのデザイン画を同ブランドのフェイスブック(Facebook)に載せたところ、ビヨンセがあまりに細く描かれているとして多くのファンが非難の声をあげた。

 デザイン画では、カーヴィーな体型を魅力としているビヨンセが極細のウエストや手足になった姿で描かれ、カヴァリが特別にデザインしたプリントドレスをまとっている。ビヨンセの非現実的な描写に怒ったファンは、「なぜ彼女のスタイルを全く反映していないようなスケッチを描いたの?多くのブランドがなぜ、一般的には魅力的だと思われない一定の体型を女性に押しつけるのか理解できません」とコメントした。

 さらに「これがビヨンセのスケッチであるなら、病的なランウェイモデルの様な想像上のイメージではなく、なぜ実際のビヨンセを描かないんだ?彼女はこのスケッチに描写されてるようなものではなく、ありのままでとても魅力的だ」とコメントするファンもいた。

 しかし中には、ファッションのスケッチというものは大概、背が高くスリムに引き伸ばされたモデルが描かれるという意見もみられた。

 以前、ビヨンセが「H&M」の広告キャンペーン用の写真が修正されたことに激怒したという報道も手伝って、今回の騒動が激化したようだ。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS