【6月13日 MODE PRESS】デザイナーのロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)は、英キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)には普段着ている服よりも自分がデザインした大胆なドレスの方が似合うと考えているようだ。

 「王妃はセクシーであるべきです。彼女は若く美しいのですから」というカヴァリ。「私はキャサリン妃のために特別であり、かつ大胆すぎないものを創りたいです。“ロベルト・カヴァリ”も王妃の服を創れるのだと世界に証明したいです」と語る。デザインのアイデアについては「若々しさと上品さ、そしてセクシーさを感じさせるプリントがいいですね。女王や王妃であることは、セクシーであっていけない理由にはなりません」と述べた。

 またロベルトは、もう一人の英国を代表するファッションアイコン、ヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)にも関心があるようだ。「ヴィクトリアも、私の心の中にいる存在です。彼女は、2008年にスパイス・ガールズ(Spice Girls)が再結成する際に私に衣装のデザインを依頼してきました。競争相手がドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)だったので、驚いたと同時にとても嬉しかったのを覚えています」と振り返る。

 さらに、そのスタイルで多くの人に影響を与えているヴィクトリアを「ファッション界の女優」と称し、「私は、ドレスを見事に着こなす女性のことをモデルではなく“ファッション界の女優”と表現します。ヴィクトリアがまさにそうです。彼女は自分の着る服を見事に解釈しています」と称賛した。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS