【6月3日 MODE PRESS】モデルのココ・ロシャ(Coco Rocha)が、コンピューター関連の老舗雑誌「PCマガジン(PC Magazine)」で新たな連載をスタートした。「テクノロジーがファッション業界の未来にどう役立つか」についてを綴っていくという。

 ココ・ロシャは、ツイッター(Twitter)やインスタグラム(Instagram)のヘビーユーザーである上に、自身のウェブサイト「オー・ソー・ココ(Oh So Coco)」を手がけるほどのソーシャルメディア好き。今回の連載について自身のブログでは「ファッションモデルがテクノロジー系のメディアで寄稿するなんて不思議に思うかもしれせんが、私は、新しいヒールよりも新しいタブレットの方が欲しいと思うタイプなんです」と明かし、「ファッションとテクノロジーがどう融合していくかについてを模索します」と語っている。

 ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)やカロリナ・クルコヴァ(Karolina Kurkova)と共にモデルのオーディション番組『ザ・フェイス(The Face)』にも出演しているココは、ファッション界を革命を起こしうる最新テクノロジーをデザイナーが取り入れていくきっかけになればと考えているようだ。

 「PCマガジン」の最初のコラムでは、ニューヨークにある3Dプリントの会社「シェイプウェイズ(Shapeways)」の工場を訪問しレポートする。人々が自らのデザインを商品化できる最新技術についてココは「3Dプリントがファッション業界においてどのような革命となるでしょう?デザイナーの需要と供給に対する見解が劇的に変わることは間違ありませんね」とコメント。「私たちはいま、洋服の製造や売買における革命期にいます。業界の真のリーダーがこれらの機会に飛びつけば、ファッションの黄金時代になると思いますよ」と語っている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS