【5月16日 MODE PRESS】英ロンドンのサマセット・ハウス(Somerset House)で今秋、スタイリストの故イザベラ・ブロウ(Isabella Blow)のワードローブを公開する展覧会「Isabella Blow: Fashion Galore!」が開催される。

 生前、数々のデザイナーを見出し、成功に導いたイザベラは、長い間うつ病と闘い2007年に47歳で自ら命を絶った。その後設立された「イザベラ・ブロウ基金(Isabella Blow Foundation)」とセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)の協力によって行なわれる今回の展覧会では、イザベラのコレクションの中から華やかでひねりのきいたピース100点以上を展示する。また、イザベラのウエディング・ヘッドドレスを手がけたフィリップ・トレーシー(Philip Treacy)やアレキサンダー・マックイーン(AlexanderMcQueen)など、親しかったデザイナーらの作品も紹介する。

 同展についてイザベラの親しい友人だったアーティストのダフネ・ギネス(Daphne Guinness)は「このエキシビションは、甘く切ないものになるでしょう。彼女の服を公開するということは、イザベラ本人も望んでいたことです。彼女の遺産が、これから活躍すべき次世代のデザイナーたちをインスパイアしてくれることを願います」とコメントした。

 展覧会は「Isabella Blow: Fashion Galore!」は、2013年11月20日から2014年3月2日まで。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS