【4月4日 MODE PRESS】ニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)が、2年間に渡って手がけてきた「ミュグレー(Mugler)」のクリエイティブ・ディレクターを退任する。

 双方の合意である今回の決定について「ミュグレー」を傘下に置くクラランス・フレングランス・グループ(Clarins Fragrance Group)のジョエル・パリックス(Joel Palix)社長は「ニコラは、ブランドにエネルギーを与えるという当初の目的を達成しました。彼はコミュニケーション能力や現代のイメージ、デザインを理解する力を活かし、ブランドの今後の戦略において重要となる新顧客の開拓に貢献してくれました。彼はブランドを前進させた存在としてミュグレーの歴史に残るでしょう」とコメント。

 ニコラは「ミュグレー」11/12秋冬コレクションでデビュー。友人で歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)をキャットウォークに登場させて話題となった。今後も「ユニクロ(UNIQLO)」のクリエイティブ・ディレクターや自身のラインである「ニコパンダ(Nicopanda)」の展開、ガガのスタイリストとして活躍する。

 「ミュグレー」は間もなく「フレグランスの大成功とファッションの新たな動きを軸」にした新戦略を発表すると見られている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS