【4月3日 MODE PRESS】デザイナーのダニエラ・ヘラエル(Daniella Helayel)が手がける「イッサ ロンドン(Issa London)」は、2010年11月にキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)が婚約発表会見で着用して以降の需要に対応しきれていなかったことを認めた。

 2011年6月に同ブランドの筆頭株主となったカミラ・アルファイド(Camilla Al Fayed)会長は「あの出来事により、ブランドはグローバル規模で急成長しました。しかし、予想をはるかに超える需要で、対応できないほどでした」とコメント。「もしキャサリン妃がザラ(ZARA)のドレスを着用していたら、大企業であるザラは対応できたでしょう。イッサ ロンドンはもともと、インターンと学生、ダニエラだけでまわしていて、ビジネスモデルなどありませんでした」と当時を振り返る。

 一方で今後の展望については、日本への出店に続きそのほかの国への進出も計画しているようだ。英紙タイムズ(Times)のインタビューでカミラは「(出店計画は長期プランの一部でしかありません。このまま留まるつもりはありません」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS