【3月21日 MODE PRESS WATCH】最年少でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレス(Quvenzhané Wallis)がヒロインを演じた話題作『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』が、遂に日本でも4月20日からロードショーを迎える。世間から隔てられた場所で暮らす6歳の少女が、父親と世界を守るため勇気と生きる術を身につける姿を描く。

 6歳の少女ハッシュパピー(クヮヴェンジャネ・ウォレス)は、“バスタブ”と呼ばれるコミュニティーで、父親のウィンク(ドワイト・ヘンリー:Dwight Henry)と暮らしている。彼らは、閉鎖的な場所であったものの穏やかな日々を送っていたが、ある晩、嵐が全てを奪い去る。大好きな場所や仲間を突然失ったハッシュパピー。しかしいつかの父からの言葉と母のぬくもりを胸に、勇気を奮い立たせたハッシュパピーと優しい動物たちが、奇跡を起こす・・・。ハッシュパピーの身の回りで起きる様々な出来事、現実の厳しさと再生への道のりを躍動感あふれる映像で映し出した本作は、わずか200万ドル(約1億9100万円)という予算でメガホンを取ったのは、アカデミー賞監督賞にノミネートされた新鋭ベン・ザイトリン(Benh Zeitlin)。カンヌ国際映画祭やサンダンス映画祭などでも話題になった独創的な物語に熱狂する。(c)MODE PRESS

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映画『ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~』公式サイト