【3月11日 MODE PRESS】英ロンドンのバービカン・センター(Barbican Centre)で2014年4月から、デザイナー ジャンポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)の巡回展「The Fashion World of Jean Paul Gaultier: From The Sidewalk To The Catwalk」が開催される。

 同展覧会では、ゴルチエがこれまでにデザインしたプレタポルテやオートクチュールのコレクション約140点を展示。歌手マドンナ(Madonna)のためにデザインされ、ゴルチエの最もアイコニックな作品として知られる円錐形のコルセットをはじめ、カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)やディータ・ヴォン・ティース(Dita Von Teese)のために手がけた衣装も並ぶ。また作品展示に加えて、ファッションショーの映像やゴルチエが携わったミュージックビデオなども公開される予定だ。

 ゴルチエはロンドンでの開催について「一番最初に私のショーに来て、私のファッションを称賛してくれたのはイギリス人です。ロンドンで展覧会を開催できることにとてもワクワクしています。パリ以外に住みたい場所を挙げるとすれば、それはロンドンですからね」とコメント。また「葬儀のような展覧会にはしたくありません。私にとって美術館は亡くなった方の作品展示の場所ですが、私はまだ生きていますから!」と展覧会のこだわりについて語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRES