【3月1日 MODE PRESS】2010年12月にオープンし、3年目に突入したマーク ジェイコブス(Marc Jacobs)青山。プレタポルテからバッグ、アクセサリー、フレグランスまで揃える「マーク ジェイコブス ビルディング」は、青山でも際立ったセンスを解き放つ。昨年から今年にかけての売れ筋バッグベスト5を、PRの高岡英里子(Eriko Takaoka)さんに聞いた。

■1位は定番の「キルティング」シリーズ

 1番人気は「マーク ジェイコブス」の定番、「キルティング(QUILTING)」シリーズ。中でも日本人の体型に合ったミディアムサイズの「ラージシングル(The Large Single)」の黒とブラッシュが人気。過去10年以上ヒットシリーズとして売れ続けている同シリーズは、レザーを編み込んだ軽いチェーンやハンマー打ちのビンテージ感が漂うハードウェアの採用など、より機能的でファッショナブルなバッグへと進化を続けている。

■小さめのバッグが人気

 2位にランクインしたのは「ウェリントン(WELLINGTON)」シリーズのクラシック。容量が大きい機能的なバッグで、ここ2年で売上を大きく伸ばしている。3位も同シリーズの「スモールフルトン(Small Fulton)」がランクインしたが、こちらは少し小さめのミディアムサイズとなっており、ころんとしたかわいさが幅広い年齢層に人気がある。小さめのバッグにサブバッグを持つスタイルが流行しているため小さめのミディアムサイズが売れると高岡さん。また斜めがけもできるため、通勤は普通に持ち、デイリーユースでは斜めがけするなど、オンとオフ両方で使えることも人気の理由の一つだと言う。

■セレブに大人気の「スモール アントニア」

 第4位は、歌手のマドンナ(Madonna)も持っているという、セレブに大人気なバッグ「スモール アントニア(Small Antonia)」だ。ハードウェアを使っていないためとても軽く、マチも大きく開くのが特徴。新色の赤と白のほかにも、今季から発売されたデニムタイプは手頃な価格も相まって人気。

■最近伸びているのは「メイクアップ」シリーズ

 第5位は、ここ最近伸びがいいファンデーションのカラーリングをイメージした「メイクアップ(MAKE-UP)」シリーズだ。今季から投入されたシリーズだが、好調な売れ行き。「マーク ジェイコブス」ではこれまであまり見られなかったペールトーンの落ち着いたカラーリングで、ファッション関係の顧客に人気のようだ。(c)MODE PRESS