【2月21日 MODE PRESS WATCH】伊「トッズ(TOD'S)」は21日、ウィメンズコレクションのクリエイティブ・ディレクターに、アレッサンドラ・ファキネッティ(Alessandra Facchinetti)を起用したことを発表した。06年から昨年9月末まで同職を務めたデレク・ラム(Derek Lam)の後任となる。

 アレッサンドラは94年に「ミュウミュウ(Miu Miu)」のデザイナー兼ブランドコーディネイターとしてデビュー。その後「グッチ(Gucci)」、「モンクレール(MONCLER)」、「ヴァレンティノ(Valentino)」で経験を重ねてきた。

 「トッズ」グループのディエゴ・デッラ・ヴァッレ(Diego Della Valle)会長兼CEOは「アレッサンドラは才能あふれるデザイナーです。彼女のディテールに対する情熱や、素材や製造に対するあくなき探究心は、上質とメイド・イン・イタリーにこだわるトッズブランドにおいて、大変重要な役割を担っていくと信じています」とコメント。アレッサンドラも「最高の品質と洗練さを誇り、世界中でメイド・イン・イタリーの名声を維持することに努めるトッズにおいて、このような重要な役割を担う機会に恵まれたことを、イタリア人デザイナーとして大変光栄に思います」とコメント。

アレッサンドラによる「トッズ」ファーストコレクションは13年9月のミラノファッションウィークで発表される。(c)MODE PRESS