【12月7日 MODE PRESS】デザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は、アレキサンダー・ワン(Alexander Wang)が「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の新クリエイティブ・ディレクターに適していると思っているようだ。

 ニコラ・ゲスキエール(Nicolas Ghesquiere)の後任として抜擢されたワンについてカールは「ニコラのような人物の替わりを見つけることは大変難しいでしょうから、全く異なる選択をするのが一番です。これまでの印象として、PPRのフランソワ・アンリ=ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOはバレンシアガのビジネス拡大を望んでいるようですから、ワンはその仕事に最適な人物だと思います」とコメント。

 さらに、ワンが豊富な人脈を持ち、優れた人柄であることもビジネスに役立つと考えているようだ。「彼のファッションは受け入れやすく、性格もオープンで人脈もある。人々は彼のことを尊敬していますし、私自身もワンのことが好きです。バレンシアガの今後のプロジェクトを考えると、彼は適任だと思います。ファッションとラグジュアリー産業の世界では、彼の生い立ちもきっと役立つでしょう」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS