【12月3日 MODE PRESS】デザイナーのトミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)が、ブランドを象徴するクリーンなプレッピースタイルについて語った。

 「プレッピースタイルにはクラシックなアイテムが欠かせません」とトミー。基本のアイテムを抑えれば誰でもプレッピースタイルができるという。「白シャツ、ヴィンテージデニム、カシミヤのセーター、カーキのコットンチノ、トレンチコートやピーコートは、何にでも組み合わせることができます」と語る。「親しみやすく、それでいて新鮮。これがプレッピースタイルの魅力です。例えば白シャツは、大きめサイズを普通に着ればパリッとしますし、次のシーズンには衿を開けて袖をまくって着ることもできます。ディテールも重要なので、我々はシーズン毎に首元の装飾やライニングで遊びを取り入れています」

 ファッションについては、着る人に無理を強いるような大げさなものは好きではないという。「これ見よがしなファッションや高額すぎる服、美術館の展示作品のような着られない服は私のスタイルではありません」とトミー。「ファッションは一時的なものですが“スタイル”は永遠です。良い感性を持っている人は無理をしていませんからね」と米誌「スタイリスト(Stylist)」に語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS