【10月15日 MODE PRESS】カリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)が「ハーパース・バザー(Harper's BAZAAR)」のグローバル・ファッション・ディレクターに就任した。

 カリーヌは米「ハーパース・バザー」のスティーヴン・ガン(Stephen Gan)クリエイティブディレクターとタッグを組み、来年3月から1年間、世界26か国で出版される同誌のファッションストーリーを手がける。

 同誌を発行するハースト(Hearst)社のダンカン・エドワーズ(Duncan Edwards)CEOは「これまでにないようなコラボレーションとなるでしょう。ファッションに対する明確なヴィジョンを持つカリーヌと一緒に仕事ができることとても嬉しく思います」とコメント。一方のカリーヌも「クリエイティブの長い歴史を誇るハーパース・バザーに携われることに興奮しています。スティーヴンや才能あるフォトグラファーとのコラボレーションは素晴らしいものとなり、世界中の読者に届くストーリーとなるでしょう」と意気込みを語る。

 カリーヌは2010年12月に仏「ヴォーグ(VOGUE)」編集長を辞任。その後、「シャネル(Chanel)」のキャンペーンのスタイリングや新雑誌「CR Fashion Book」の立ち上げ、「M・A・C」とのコラボレーションなど多岐にわたり活躍。ハースト社での新たな仕事は、「ヴォーグ」の出版元であるコンデナスト(Conde Nast)との決別を示している。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS