【11月6日 AFP】ランウェイに溢れる、ピンクやディープブルー、エメラルドグリーン、イエロー…。「グッチ(Gucci)」は、鮮やかなカラーを大胆に取り入れたロングドレスやスーツを13年春夏コレクションで、提案した。

 クリエイティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)は「気高い貴婦人を描きました。清く正しく、明確な美学を持った、人を強く惹きつける女性です」と語る。

 モデルのウォーキングにあわせてシルクやサテンといった軽やかな素材が美しく波打つ。ドレスやスーツには、ベルスリーブや首まわりのラッフルでセンシュアルなひねりを加えた。顔周りには、フラワーモチーフの大ぶりのアクセサリーを合わせる。

 大胆なプリント柄のアイテムも目立った。パジャマ風のパンツルックやラッフルドレスには、日本の屏風にインスパイアされたエキゾチックなプリントテキスタイルを使った。スネークスキンをプリントしたチュニックやドレスもあった。イブニングドレスでは一転して、レッドカーペットにぴったりのブラック&ホワイトのシンプルなドレスを並べた。(c)AFP