【10月9日 AFP】米・ニューヨーク市内で9月10日、フィンランド発祥ライフスタイルブランド「マリメッコ(marimekko)」が13年春夏コレクションを発表した。

 1951年に創立した「マリメッコ」がランウェイショーを開催するのは、今回が初めて。ランウェイには、カラフルなオリジナルプリントのテキスタイルを使ったドレスやバッグが並んだ。

 日本や中国をはじめとするアジア、そして北米で積極的にビジネスを拡大する「マリメッコ」は、多くのグローバル・ブランドが生産地を国外に移す中、現在も国内にある工場でオリジナルテキスタイルを生産している。

 「マリメッコ」のミカ・イハムオティラ(Mika Ihamuotila)CEOは「私たちは、デザインと生産を分離するような真似はしたくありません。ニューヨークでデザインし、パキスタンで生産を行うような、他のブランドとは一線を画したいと考えています」と語った。(c)AFP