【9月3日 MODE PRESS】デザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)氏が、「クリスチャン ディオール(Christian Dior)」を相手取り訴えを起こしたと報じられている。

 前年、人種差別発言により有罪判決を受け、同ブランドのクリエイティブ・ディレクター職を解かれたガリアーノ氏は、この解雇が契約違反あたるとして、賠償金1500万ドル(約12億円)を求めて仏労働審判所(Conseil de Prud'hommes)に提訴した。公聴会は2013年2月4日に開かれる予定。英紙テレグラフ(The Telegraph)が伝えた。

 事件発生当時、「クリスチャン ディオール」のシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)CEOは、「ガリアーノの発言は、ディオールの精神に反するもので、断固として非難します」との声明を出していた。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS