【8月23日 MODE PRESS】チチカカ(TITICACA)は8月24日、東京・表参道にフラッグシップショップ「チチカカETHIC表参道(チチカカ エシック オモテサンドウ)」をオープンする。

 今回チチカカは、“エシカルファッション”という新たなコンセプトのもと、フェアトレード商品のラインナップをより強化させた「HAPPY TRADE HAPPY ETHNIC(ハッピートレード ハッピーエスニック)」という独自の取り組みを新店舗から世界に向けてアピール、発信していく。チチカカ=中南米民芸品というこれまでのイメージから一歩進んで、従来のオリジナル商品であるアパレル・アクセサリーから生活雑貨まで、ライフスタイルをトータルで提案していく。

 国や世代、ジャンルを超えて取引先各国の人たちと一緒に切磋琢磨、共存共栄することをモットーに、売上の5%を生産者に還元することで、生産地での雇用の創出と拡大、さらには社会貢献にも繋げる“チチカカサイクル”。これらの企業理念によって、世界の文化を消費者に伝えていく。また8月9日には海外初店舗として香港に出店し、海外での店舗展開も開始した。2015年3月期までには、10店舗を出店する。現在91店舗の国内店舗も、2015年3月期までに150店舗にまで伸ばす予定だ。

■コメント:木南仁志(Hitoshi Kinami) チチカカ 代表取締役社長

 東北大震災以降、エシカルやフェアトレード、社会貢献に対して若者の関心が非常に高まっている。そういった商品を積極的に取り扱っている我々のショップには、如実に反響は返ってきている。表参道には感度の高いお客様が多く、我々の理念やコンセプトも理解していただけると確信している。年配の方も青山・表参道界隈には多くいらっしゃるので、幅広い層へのアプローチが可能になる。

 10年前と比べて、チチカカの商品もクオリティーが高くなった。表参道という立地で勝負するには恥ずかしくない商品ラインアップになったことを踏まえ、今回の出店を決めた。今後は都内ファッションビルへの出店も積極的に取り組みたい。リブランディングする意味でも今回の出店は、非常に大事な意味を持つ。

 また先日海外出店1号店となる香港のショップを機に今後さらに海外への取り組みも積極的に行っていきたい。海外にはこのようなエスニックショップが意外と少なく、幅広い価格帯や商品ラインアップなど、消費者の反応が予想以上に良い。年内には香港にもう1店舗、香港の次は台湾、そして中国本土へと進めていければと思う。

【店舗情報】
チチカカETHIC表参道
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-12 MICO神宮前
電話番号:03-3479-0341
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