【5月29日 MODE PRESS】デザイナーであり、世界的なセレブリティでもあるカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は、人々がなぜ自分に興味を持つのか理解できないようだ。

 カールは「俳優でも歌手でもなく、また15歳でもないのに有名になるのはおかしなことです。ファンからスケッチや人形などのプレゼントをもらわない日はありません」と明かす。そのきっかけについては心当たりがあるようで「こうなったのはおそらく、2004年にH&Mとコラボレーションしてからですね。もちろんそれ以前から知られてはいましたが、コラボ後はボディガードなしでは街を歩けなくなりました」と話す。

 また、キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の妹ピッパ・ミドルトン(Pippa Middleton)への辛口コメントなど、ネガティブな発言をしても人々が好意を持っているのが不思議なようだ。「私は失礼な物言いをすることで知られているのに、みなさんは良くしてくれます」とカール。

 現在77歳のカールは、自分の性格について「冷静で、凝り性、そして無関心な性格。重要でないことに対しては無関心です」とコメント。「真面目に見えるぶんにはかまいませんが、私は自分のことをあまり真剣に考えたくはありません。デザイナーの中には自分について少し深刻に考えすぎる人がいると思いませんか?」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS