ロレアル、美容パックメーカー美即控股国際に買収提案
このニュースをシェア
【8月19日 AFP】仏化粧品大手ロレアル(L'Oreal)は15日、中国の美容パックメーカー「美即控股国際(Magic Holdings International)」に買収提案をしたことを明らかにした。
両社が香港(Hong Kong)の証券取引所で発表した共同声明によると、1株当たりの買収価格は声明発表前の最終取引日の美即株の終値5.05香港ドル(約64円)に約25パーセント上乗せした6.30香港ドル(約80円)で、買収金額は65億3000万香港ドル(約820億円)になる。
ロレアルは別の声明で、買収提案は美即の取締役会の支持を受けており、株式の62.3パーセントを保有する大株主の6人もロレアルの提案を支持すると確約しているとコメントした。ただし今回の取引には中国商務省の承認が必要となる。
ロレアルは、美即が展開する「MG」ブランドは急速な成長を遂げている中国の美容パック市場の牽引役のひとつであり、科学的な専門知識を提供することでMGブランドのさらなる発展を支援する意図があるとしている。
1997年に中国に進出したロレアルは、同国内で3500人の従業員を抱え、2工場と1研究所を操業している。(c)AFP
両社が香港(Hong Kong)の証券取引所で発表した共同声明によると、1株当たりの買収価格は声明発表前の最終取引日の美即株の終値5.05香港ドル(約64円)に約25パーセント上乗せした6.30香港ドル(約80円)で、買収金額は65億3000万香港ドル(約820億円)になる。
ロレアルは別の声明で、買収提案は美即の取締役会の支持を受けており、株式の62.3パーセントを保有する大株主の6人もロレアルの提案を支持すると確約しているとコメントした。ただし今回の取引には中国商務省の承認が必要となる。
ロレアルは、美即が展開する「MG」ブランドは急速な成長を遂げている中国の美容パック市場の牽引役のひとつであり、科学的な専門知識を提供することでMGブランドのさらなる発展を支援する意図があるとしている。
1997年に中国に進出したロレアルは、同国内で3500人の従業員を抱え、2工場と1研究所を操業している。(c)AFP