【12月27日 MODE PRESS】英国が生んだファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は、40年間以上にわたるキャリアの中では辛い経験もしてきたという。
 
 「完全にではありませんが、ファッションがきらいになった時期もありました」とヴィヴィアン。「自分が納得いくような素晴らしいものができあがるまでには、本当に努力が必要です。どうやって続けているかって?いつも自分に『このパンツを縫い終われば本が読める』と言い聞かせています」と語る。

 「私はデビューしてすぐに成功しました。“新しいこと”がニュースになるのがファッションなので、また別の新しい誰かを求めるのです。約10年ほどメディアから無視されることもあり、とても悲惨でした。特にイギリスはブルジョア国、フランスの方がまだましです」と過去を振り返る。

 パンクファッションを主流にしてきたヴィヴィアンにとって、ブランドイメージに一番合うのは現在56歳のモデル/女優のジェリー・ホール(Jerry Hall)のようだ。ジェリーをファッションショーのオープニングに起用したことを回想しながら「彼女は本当にすばらしい」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS