【8月15日 senken h】誰でも持っているスニーカーだけど、さまざまなフットウエアの登場でふと気が付くと遠ざかっていませんか。その間も進化を続けていたスニーカーやシューズの秋冬新作を一挙紹介。買い換えるも良し、もう1足買うのも良し。個性的なフェースのラインアップ、ついつい欲しくなってしまいそう。

■感性と遊び心が光る上質レザーのスニーカー/デート
 デザイナーとファッションビジネスのプロ4人が集結し、04年ロンドンで立ち上げた「デート」。イメージソースはロンドンのストリートスタイルと70年代の色彩感。ミラノに拠点を置く現在、ニューヨークのブルーミングデールズなどでも取り扱われ熱い視線が注がれている。

■上質レザーのスニーカーデザインが満載/サフラジェット
 二重になっている「ダブルアッパー」が特徴。5層のインソールで履いていても疲れない。

■アウトドアからタウンでも/キーン
 流れるようなデザインは、包みこむような履き心地。

■伝統と革新を重ね続ける定番ブランド/パトリック
 D管などのアウトドアテイスト。伝統の履き心地も兼ね備える。

■デンマークからのエシカルコンフォートスタイル/ダックフィート
 ベジタブルタンニングのなめし革と天然のクレープソールを使用。

■コストパフォーマンスの高い期待のブランド/ツェハ
 ワークブーツのたたずまいに、スニーカーの履き心地を実現した1品。

<バイヤーコメント>
■「ブリティッシュと90年代に注目」/ビームス(BEAMS) メンズバイヤー伊藤雄一郎さん
 今秋冬の流れの1つは服のトレンド「ブリティッシュ」とリンクしたスニーカーで、ビームスではハリスツイードを使用したオリジナルを作りました。タッセルローファーをスニーカーに落とし込んだ新鮮なデザインです。もう1つは90年代に一世を風靡したハイテクスニーカー。「プーマ(Puma)」の「ディスク」のアッパーに最新ソール「ファース」を採用したモデルを世界に先駆け、しかもダブルネームの限定モデルで発売します。「ナイキ(Nike)」の「フューズ」シリーズからも4モデル14型が。原色系の色目です。ブランドでは、海外を含め売れているのが「ニューバランス(New Balance)」ですね。クラシックなモデルでカラーはグレー。革靴に最近押されていたスニーカーですが、秋冬からは盛り上がってきそうです。
◇ビームス/メンズ、レディスともにスニーカーをバリエーション豊富に揃えているのは渋谷と原宿の路面店。今秋の一足を。

■「アメリカンサイクルスタイルを!」/ボストンクラブ マネージャー 濱田誠之さん
 今秋冬はメッセンジャーバッグで有名なアメリカのサイクルブランド「クローム」のシューズを扱い始めます。併せてメッセンジャーバッグも揃え、クロームのブランドストーリーを表現しようと考えています。ボストンクラブは、取り扱いブランドの本質をしっかり売り場で伝えていきたいと思っています。元々「他にない面白いモノ」を見つけてお客様に紹介するのがうちのスタイル。あまり人の目に広く触れていないようなブランドだからこそ、「このブランドはこういうもの」と分かってもらえるよう売り場を作り込んで、お客様からの共感を得たいですね。
◇ボストンクラブ/関西を代表するカリスマシューズショップ。現在、梅田で2店(HEPファイブ店、大丸大阪梅田店)を展開。

【関連情報】
◆特集:senken h 114
◆ボストンクラブ 公式サイト