【4月29日 AFP】キャサリン妃(ケイトさん、Kate, Duchess of Cambridge)が29日に開催された結婚式で着用した「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のウエディング・ドレスは、2.7メートルのトレーン(引き裾)が特徴のひとつだ。故ダイアナ元妃(Princess Diana)の結婚式の時が7.6メートルだったのに比べ、さらにこれまでの王室の「標準」と比較しても短めだ。

 トレーンやボディには、英国を象徴する、バラ、アザミ、コメツブツメクサ、ラッパズイセンの4つの花の刺繍があしらわれている。制作に協力した 英国王立刺繍学校(The Royal School of Needlework)のスタッフは、レースと糸を新品同様に保つため30分ごとに手を洗い、鋭さを保つため縫い針を3時間ごとに交換した。 

 頭上に輝く「カルティエ(Cartier)」のティアラは、ウィリアム王子(Prince William)の祖母にあたるエリザベス女王(Queen Elizabeth II)のもの。「ロビンソン・ペラム(Robinson Pelham)」のダイヤモンド・イヤリングは、両親からの贈り物だ。

 シューズは、「アレキサンダー・ マックィーン」チームがハンドメイドで仕上げた。(c)AFP

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